インターン@ベトナム

大学4年次に休学をしてベトナム・ホーチミンで半年間のインターンを始めました。最近、楽しいことと大変なことの区別がつかなくなってきました。ベトナム本当に楽しいです(2017/10/08現在)

飲み会4.0

 

今週もお疲れ様でした。

 
私は疲れていないときに「おつかれ!」と言われると「疲れてねーよ!」と反抗期の子供のような返答をしてしまいます。もちろん心の中で。
 
週末といえば、心置き無く酒が飲める日という認識ですがどうでしょう。
 
昨日も飲み会がありました。
楽しかったです。
 
そこで、ふと15年後、我々はどのような飲み会をしているのか、そんなことが気になりました。

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15年後もあいも変わらず小汚い居酒屋でワーワー言っていることは想像に難くありません。
 
しかし、全部が全部このままでしょうか?そんなこともないでしょう。
 
 
 
 
15年後...15年後...
 
んー、難しい!
 
先のことなんて『進撃の巨人』の発行日の計算くらいしかしない私です、15年後とか土台無理な話でした。
 
 
ワンピースはまだ続いてそうですね。
コナンはさすがに終わってるか。
あ、九井諒子の短編も気になるな。
 
 
いかんいかん、脳みそぶっ飛んで漫画の話になってしまった。
 
15年後の前に今の話から始めましょう。
 
今の飲み会って、思えばかなり不便ですよね。
 
まず、全員の日程を合わせる。なんと骨折りなことでしょう。だいたい合わないし。
 
 
ん?今日突然用事入って来れない????
あああああああ!!!この野郎!!!!!50万円以下の罰金か3年以下の懲役食らわすぞおらぁ!!!
 
 
そして、仕事終わりや休日に飲みに出かけることの億劫さ。しかもわざわざ家から遠い場所で。めんどくせぇ・・・
 
あと飲み屋、うるせえよ。ある程度のうるささが必要なのはわかる。けど、声聞こえないわ、そのわりに知らねえやつらのイキり声が聞こえてくるわでかなり不快。
 
でもでもやっぱり、人と直接会うのは大事です。スカイプじゃなんか違いますよね。わかります。I see.
 
 
時間的な問題と、人間的な問題と、地理的な問題と、プライバシー的な問題とがあるわけですね。ただやはり、人と会うことも大切したい・・・けど代替案がスカイプかぁ・・・なら店行こうか、ということなのでしょう。
 
うーん・・・
 
はっ!リモート飲み会とか良くないか!?
 
確かにリモート飲み会はこれらの問題を一挙に片付けてくれそうな雰囲気があります。
  
ということで、まずは今現在のリモート飲み会についてグッドな記事を見つけたので是非ご覧ください。
 
 
素晴らしい、私が考えずとも体験に基づく功罪がまとめられているではありませんか!
 
ここでは、当記事に依拠して話を進めていくとして、現状のリモート飲み会の問題点は、
 
  • タイムラグ
  • リモート参加組の疎外感
  • 没入感が足りない
  • ツールに選択肢がない
  • 酒やつまみの準備

 

などでしょうか。

 

では、テクノロジーが発展していったらどうなるか。

 

リモート飲み会2032verの姿とはいかに。

 

※ここから先は妄想です。

 

私が考えるリモート飲み会2032verとは、

 

VR及びAR、超指向性スピーカー、AIによる自動翻訳などのデバイスと飲み会の融合です。

 

つまり、ARによる視覚補強での場の臨場感の演出と疎外感の排除、自動翻訳による視覚的、聴覚的に言語の壁の克服が実現された新たな飲み会のことです。

 

これから我々の遠隔コミュニケーションは2次元的なものから3次元的なものへと移行していくと思われます。そこで、その技術を飲み会に援用しようというのがコンセプトです。

 

現状としてリモート飲み会が流行ってないのは、おそらく直接会うことの重要性が著しいところにあるのだと思います。

 

けれども、AR的な、あるいはホログラフィック的な意思疎通の方法が確立されればこの問題にもけりがつくと思うのです。

 

そうなってくると飲み屋にリモート飲み会対応/非対応といった項目が食べログに追加されるかもしれませんし、個室リモート飲み会喫茶みたいなのが出てくるかもしれません。

 

空間に触角を表現する研究も進んでいるようですので、触れるリモート参加者が誕生するかもしれません。

 

果ては、仮想世界上の飲み屋ですかね。

 

あ、今思ったんですが三次元空間上の技術が進めば、音楽のライブといった空間体験型のアクティビティの追体験なんかもできそうで面白いですね。

 

こういう音の出る服と組み合わせれば、ライブの持つ生の価値がグラグラしてきそうな予感もあります。いや、ここまでやらなくてもライブハウスが取り組めばライブの保存くらい簡単にできるやもしれないですね。

www.musicman-net.com

 

 

さて、今回はIT×飲み会という意味不明なお話になってしまいましたが、どうでしたでしょうか。

 

これからは場を提供するに過ぎない飲み屋はリモート飲み会に負けない競争優位性を持つ必要に迫られていくと思います。彼らが生き残っていくためにはバーチャルな場以上の、フィジカルな魅力を模索していかなくてはなりません。つまりは、その場に赴かせるだけの強烈な魅力が必要不可欠です。なんにせよ、飲みのフィールドが変わっていくことは間違いなく、我々だけでなく、店の側にも変革が求められていくことでしょう。

 

これからの飲み会がどういった要因で、どう変わっていくのか、見物です。

 

 

 ご拝読ありがとうございました。