飲み会4.0
今週もお疲れ様でした。
- タイムラグ
- リモート参加組の疎外感
- 没入感が足りない
- ツールに選択肢がない
- 酒やつまみの準備
などでしょうか。
では、テクノロジーが発展していったらどうなるか。
リモート飲み会2032verの姿とはいかに。
※ここから先は妄想です。
私が考えるリモート飲み会2032verとは、
VR及びAR、超指向性スピーカー、AIによる自動翻訳などのデバイスと飲み会の融合です。
つまり、ARによる視覚補強での場の臨場感の演出と疎外感の排除、自動翻訳による視覚的、聴覚的に言語の壁の克服が実現された新たな飲み会のことです。
これから我々の遠隔コミュニケーションは2次元的なものから3次元的なものへと移行していくと思われます。そこで、その技術を飲み会に援用しようというのがコンセプトです。
現状としてリモート飲み会が流行ってないのは、おそらく直接会うことの重要性が著しいところにあるのだと思います。
けれども、AR的な、あるいはホログラフィック的な意思疎通の方法が確立されればこの問題にもけりがつくと思うのです。
そうなってくると飲み屋にリモート飲み会対応/非対応といった項目が食べログに追加されるかもしれませんし、個室リモート飲み会喫茶みたいなのが出てくるかもしれません。
空間に触角を表現する研究も進んでいるようですので、触れるリモート参加者が誕生するかもしれません。
果ては、仮想世界上の飲み屋ですかね。
あ、今思ったんですが三次元空間上の技術が進めば、音楽のライブといった空間体験型のアクティビティの追体験なんかもできそうで面白いですね。
こういう音の出る服と組み合わせれば、ライブの持つ生の価値がグラグラしてきそうな予感もあります。いや、ここまでやらなくてもライブハウスが取り組めばライブの保存くらい簡単にできるやもしれないですね。
さて、今回はIT×飲み会という意味不明なお話になってしまいましたが、どうでしたでしょうか。
これからは場を提供するに過ぎない飲み屋はリモート飲み会に負けない競争優位性を持つ必要に迫られていくと思います。彼らが生き残っていくためにはバーチャルな場以上の、フィジカルな魅力を模索していかなくてはなりません。つまりは、その場に赴かせるだけの強烈な魅力が必要不可欠です。なんにせよ、飲みのフィールドが変わっていくことは間違いなく、我々だけでなく、店の側にも変革が求められていくことでしょう。
これからの飲み会がどういった要因で、どう変わっていくのか、見物です。
ご拝読ありがとうございました。