インターン@ベトナム

大学4年次に休学をしてベトナム・ホーチミンで半年間のインターンを始めました。最近、楽しいことと大変なことの区別がつかなくなってきました。ベトナム本当に楽しいです(2017/10/08現在)

六本木ベルギービールフェスでビールを見失うの巻

 

こんばんは!

 

先日、六本木ベルギービールフェスティバルに参加させていただきました。f:id:drosophilasyndrome:20170919152624j:plain

※スペイバレーは無関係です

 

というのも、以前あるイベントで知り合った同年代のビール狂いにお誘いを受けて馳せ参じたという感じなのですが、台風直撃でてんやわんやでした。そのため現地の写真はないです。ソーリー。

 

ということで、ビールの勉強も兼ねて復習していこうと思います。

 

最初に飲んだのはXX(イクスイクス)ビターというビール。

 

 

 

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で、これがパンフレットの案内に載ってる説明。

 

いやーこれがうまいのなんの。あまりに好み直撃で、もう一杯これ頼もうかなと思ってしまいました。なんかこうIPAっぽいというかなんというか。

 

確かに苦いのですが、非常にバランスが良くて、抜けていくような感じでした。

 

ボキャ貧で本当に申し訳ないです。

 

今回は樽生でしたので今度は瓶詰されたものを自分でも買ってみたいと思います。

 

ラインナップにイクスイクスイクスとかいう超苦いのがあるようなので、ぜひそっちも飲んでみたいところです。

 

 

で、次はこちら

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知ってる人は知ってるランビックビール。

 

どうやら作り方が特殊で、野生の酵母を用いた発酵をしているようです。

 

その特徴は強い酸味。オーガニックなシークヮーサージュースに匹敵する強烈な酸味です。しかし同時に香りに発散力があり、フルーティな香りが楽しめました。

 

非常にユニークで、最初に飲んだ時は「なんだよこれビールじゃないじゃん」と思いましたが、飲んでるうちに楽しくなってくるタイプのチャーミングなビールです。

 

しかもこのランビックにフルーツを入れてさらに瓶内二次発酵させたりするなど様々なバリエーションがあるそうなので、そちらもぜひ試してみたいです。

 

瓶内二次発酵についてはこちら。

 

 

 

 

はい、ネクス

 

www.belgianbeer.co.jp

 

 

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ロシュフォール10

はい、出ました。

これ、すごかったです。すごかった。

 

コーヒー飲んでいるような、コーラ飲んでいるような複雑でコクだらけのコクコクビールでした。

しかもそのコクが、ボディからフィニッシュにかけて、何かに吸い込まれていくように抜けていくのが面白くて、狐につままれたような気分になりました。

 

口に入れて驚き、飲み込んでからまた驚くという前門の虎、後門の狼的なビールでした。

 

ところで、このビールはトラピストビールと呼ばれるそうですが、私の不勉強のため少し調べてきました。

 

なるほど、修道院で作られ、親しまれてきたビールなのですね。

 

トラピストついでにもう一種類トラピストをいただいたのでそちらも。

 

 

www.belgianbeer.co.jp

 

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オルヴァル

 

なんかロシュフォールといいやけにパラメーターに偏りがみられますね。

でもこれはロシュフォールほどの癖はあまり感じられず、かなりバランスよく仕上がっていたと思います。

 

すみません、このころには結構飲みつかれていてオルヴァルくんのことをあまり良く覚えていません。

 

 

 

はい、続いてはレッドビールというジャンルからこちら

ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ

 

www.belgianbeer.co.jp

 

 

まずビールのくせになんでブルゴーニュ?って思ったので調べてみると・・・ 

 

ドゥシャス デ ブルゴーニュは、フランス語で「ブルゴーニュ公国の侯爵夫人」という意味。
ブルージュで生まれたブルゴーニュ公シャルル突進公の娘、マリーにちなんだ名前で、ラベルにはその肖像が描かれています。
若くしてこの世を去ったマリーはブルージュの聖母教会に、シャルル突進公の棺と並んで埋葬されています。 

 

とのことでした。

 

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肝心の味わいはというと、うーん・・・これはビールですか?って感じです。

ベリー系の酸味!甘み!まるでシャンパンやサングリア!なんじゃこりゃぁ!

 

これは例のビール妖怪に勧められて頼んだのですが正直、だまされた…って思いました。

 

しかし、飲み進めていくにつれ樽の雰囲気も感じ取れるようになり「おお、君はこんな一面もあったのか」と徐々に距離を詰めていくことに成功し、最後には友達になれた・・・気がします。

 

これも自分で買って飲みたくなりました。

 

いつか会うその日まで・・・

 

そして最後

 

 

 

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 セリスホワイト

 

このころにはもう飲み疲れて、まじでランビックみたいなのは勘弁してくれと思い、スタンダードから大きく外れなさそうなホワイトビールから選びました。

 

さっそく、セリスくんの生い立ちを見てみましょう

 

 

ピエール・セリスがホワイトビールを復刻させたが、ヒューガルデン醸造所を火事で失い、今や世界一のビール会社へ売却したのは20年以上も昔。味わいが次々と変えられていく事を悲しんだが、彼はそこで終わらなかった。ホワイトビールの神がすべてを懸けて新たなるホワイトビールを醸造したのである。それがこのセリスホワイト。オレンジ、グレープフルーツのような果実を思わせる。 

 

なるほど、ヒューガルデンの真のレシピのビールということなんですね。

 

なかなかドラマチックな生い立ちですね。

 

しかしその重いストーリとは裏腹に味わいは非常にさわやかですっきりとしています。

 

最後にこれ頼んでよかったぁと心の底から思いました。

 

セリスさんのおかげで気持ちよく帰ることができました。サンキューセリス!

 

 

 

 

はい!こんな感じでいろいろ飲ませていただいたのですが、

 

 

ビールっておもしろ!

 

率直にそう思いました。

 

原材料の関係でウイスキーとは兄弟のようなものですが、ビールくんのあまりの型破りな性格に若干引き気味です。

 

ここまで何もかも違うともう何を信じればいいのかわかりません。

 

私のバカ舌だとただのクランベリージュースを「ビールかもしれない」とか言いそうでマジで怖いです。

 

ビールってなんなんだ・・・?

 

ああ、もっと勉強しよう。

 

 

 

ご拝読ありがとうございました。