インターン@ベトナム

大学4年次に休学をしてベトナム・ホーチミンで半年間のインターンを始めました。最近、楽しいことと大変なことの区別がつかなくなってきました。ベトナム本当に楽しいです(2017/10/08現在)

「同じ服ばかり着る系人類」のささやかな抵抗と反省

皆さまごきげんよう

 

古本屋で、難しい名前の人が書いた、ブラック・スワン』という本を買ったので、早速開いてみると、蛍光ペンが八面六臂の大活躍を見せており、大変に読みやすい仕様となっておりました。

 

私も、本書に加筆修正を加えて世に放ち、この悲しさを、後世に引き継いでいこうと思います。

 

万が一ご縁がありましてもどうか穏やかに。

 

 

それで、今回は、

 

いつも似たような恰好をしている人

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が何を考えているかを代弁しようと思います。

 

こういうズボラな人ってたくさんいますよね〜


かくいう私もその仲間です。

 

まず、被告になぜと問うても、おおよそこの現象、「めんどくさいから」という被告の独立宣言により、原告の燃えないゴミへと投げ込まれます。

 

しかし、本人も気付かないことがしばしばなのですが、面倒くさいというのは表面的な理由にすぎません。

 

めんどうくさいという言葉にはどういった思考のプロセスが含意されているのでしょうか。

 

 

これ、「外に出るまでは死ぬほど面倒なのに、一度外に出ると生まれ変わったかのように楽しい」問題とも同根です。

 

 

 

服を着るまでのプロセス

 

ここで、服を着るまでに必要なプロセスを整理してみましょう。

 

  1. 自分の着たいものを把握する
  2. 買う店に当たりをつけ、出掛ける
  3. 結局いろんな店を回ることになる
  4. ようやく服を手に入れる
  5. クローゼットから気分の服を選ぶ

 

 

はい、非常にバイアスかかってますね。

ですが、まぁこんなところでしょう。

 

う~ん、めんどくさい!

 

 

面倒くさいポイント、具体例を挙げると、きりないので、面倒くささに最も寄与する「めんどくさい・オブ・ザ・イヤー」の受賞者を考えてみましょう。

 

ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャ

 

 

ジャーン!!!

 

ズバリ、「選択/決断」です。

 

なにがめんどくさいって「選択」するのがめんどくさいんですよ。


私たちは毎日毎日数え切れないほどの選択をしています。

 

そしてなにより、選択にかかる労力というのは意外にも計り知れないものなのです。


上記のプロセスも莫大な選択を必要とします。


私は、選択をするたび自分の中で「選択のテロメア」が短くなるのを感じます。 


服など買おうものなら、その日の自分の選択寿命は半減してしまうことでしょう。


そのくらい、選択には体力が必要なのです。


私たちは、その労力を無意識に把握しており、これまた無意識に回避するために、似たような服を何着も着まわしているというわけです。



 

同じ服のローテによる「選択」のエコ!

 

私たちは、選択に妥協を許さぬ、選択経済学的エコロジスト。

 

「くだらない、関心のない選択に悩むくらいなら、やらないほうがましだ!」と。

 

私たちは同じ服を着続けることで、無自覚にこういう主張を繰り広げているのであります。

 

 

 

「面倒くさい」といういい加減な言葉の裏でこんなこと考えてるんですねぇ。(まあ、結局は衣服に興味がないというところに問題があるわけですが)

 

 

さっきの外出問題も同じです。

 

要は、外出するまでに待ち受ける選択の数々にK.O. されているのです。

 

 

ちなみに私、「悩むくらいならやらない」の適用範囲がかなり広く、むしろ選択に労力を割く対象を並べたほうが早いほどです。

 

しかし、その適用範囲は興味の範囲と被るわけですから、もっと外へ外へと視野を広げねば!と反省したりするときもあるわけです。

 

 

はい、いつも同じ服を着ている人というテーマでしたが、

 

周りにそういう人がいたら、理由を聞いてみてあげてください。

 

そして、同志はこの理論でどんどん人の反感を買ってください。

 

 

 

 

ま、それはともかく、自分がどの選択に労力を費やしているか、という視点は、自分が無意識に何を考えているか、あるいはその傾向を掴むのに役立ちます。

 


そして同時に、「悩むくらいならやらない」をうまく活用して、選択を節約することで、日常生活のパフォーマンスを向上させていきましょう!


 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グレンリベット 18年

こんばんは!

 

タイトルでピンと来た方、お友達になりましょう。

 知らないよという方、ぜひ覚えて帰ってください。

 

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これが、グレンリベット18年です

 

 

 一応、軽く説明しておきますと

 

こいつは、スコットランドとかいうクソ田舎にあるグレンリベットという蒸留所(≒酒蔵)で作られたスコッチウイスキーであります。

 

18年ってのは・・・

ウォッカを木樽に18年寝かせておいたイメージです。(詳しくはオッケーグーグルしてください)

 

まあ、スコットランドで作ってるから「スコッチ」という安直なネーミングですね。

 

ではウイスキー、ほかに何があるのかといいますと、

 

アメリカのバーボン

カナダのカナディアン

アイルランドアイリッシュ

日本のジャパニーズ

 

と、まあ4種類くらいあるわけです。

 

産地以外の違いは何かというと、味ですね。それぞれまるで別物です。

 

 どう違うって?

飲めばわかるさ・・・

 

そう、飲んだか飲んでないか、経験がものをいう世界なんです、酒というものは・・・

 ちなみにスコッチでいうと、私はまだ300種類くらいしか飲んでないペーペーでございます

 

 

さて本日のウイスキー、どんなもんかというと

 

じゃん!

 

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 これ、作ってる人が出してる「こんな味だよ!表」です。

 

聞こえる・・・聞こえますよ!

 

「リッチってなんや!具体的に言えや!」

「何のフルーツだ!殺すぞ!」

「フィレミニオンなんか聞いたことねえよ!」

 

 こんな声が・・・

 

 はい、フィレミニオンって何ですかね・・・

当方もちょっとよくわかりません・・・

 

 

 というわけでこちら

 

どん!

 

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これは、イギリスでウイスキー売ってる店バージョンの表です。

 

多少、多少はお分かりいただけたのではないでしょうか

 

 しかし依然として残る「リッチ」とは何か、という疑問

 

お答えしましょう!

 

これはマンゴーを食べたときの感覚と似ています。

 

 マンゴーって口に入れた瞬間から、口内が柔らかいマンゴーの香りで満たされますよね。

 

 そんな感じです。

 

 やわらかに、口の中で膨らむ香りのことをそう言います。

 

 

 さて、自信満々にこんなことを言いましたが

 

実際のとこはウイスキーマニアが100人いたら99人は、いや違うだろと血相を変えて異を唱えてくることでしょう。

 

いや、反論してきます、絶対に。

 

ウイスキー愛好家ってそういうもんです。

 

 

ここで言いたいのは、感じ方は十人十色で、正解も不正解もないということです。

 

私がリッチだと言えばリッチなんです。

 

あなたがスイカだといえば、スイカなのです。

 

 

自分の感覚に自信を持ちましょう!

 

 

さて、肝心の味ですが・・・

 

抜群にうまいです。ぜひ買っていただきたい。

 

さっきの表にクローブだなんだと書いてありますが、とにかく香味が多彩で、オレンジやメロンなんかの雰囲気もあります。

口に含むとまず、豊かで多層的なアロマが広がります。

そして、はちみちのような粘性と甘みを伴って、柔らかく、そして長く、舌を覆い、楽しませてくれます。

 

ウイスキーにメロン?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ぜひ飲んで確かめてみてください。びっくりします。

 

飲み方としては、ストレートはもちろん、炭酸で割っても香味は失われず、ハイボールの歴史でもトップを争えるものです。

 

ぜひ、一度は飲んでいただきたい素晴らしいウイスキーですね。

名もなき労働者と、タンソンニャット

 

 ウイスキーに抵当権を設定して銀行からお金を借りようと思っています!

 

どうも、お世話になっております。

 

 

最近ようやく航空券のこととか調べ始めました。

 

 

安い!!!

 

往復40,000しないんですよ?

しかもですね、空港の名前がかわいいんですよ

 

 

 

 

その名も

 

タンソンニャット国際空港

 

 

ベトナム語?ってこんな語感なんですかね

 

みんながにゃんにゃん言ってることを切に願います

 

 

 

ちなみに、この名前にたどり着くまでに、いくらか辱めを受けました。

 

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まー

 

そんなこんなでベトナムに思いを馳せがちなエブリデイです

 

平和ですね~

 

 

 

ところで、ときどき労働の価値について考えるのです。

 

ここのところ、周囲の「働きたくない」という声が大きいように感じます。

 

 

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労働=悪、金のため、辛い

 

彼らの頭の中はこんな感じなんだと思います。

 

 

そもそもどうして人は働くのでしょうか。

 

元来、人類は、「その日」を懸命に生きる、そのために労働をしてきました。

 

しかし、農耕を発端として、価値の貯蔵が可能になった時、労働の目的は「いつか来る日」のためへと変貌を遂げました。

 

 

人類はまだ、この流れの中です。

 

貨幣の登場で価値の貯蔵は一層進み、いまや地球上の貨幣の十倍もの、実体のない資産が帳簿上で形成されています。

 

 

そういった点を含めて人々が、資本主義に疲れを見せ始めていると思います。

 

資本主義は人々に成長を強います 。

しかし家電業界を見てもわかるように、我々は成長の限界に直面しています。

  

市場が満足しているにもかかわらず、さらなる成長を求められた家電業界は、水素だ、マイナスイオンだ、などと苦肉の策を精一杯に披露してくれました。

 

 

私の身の回りで湧き上がる労働への嫌悪の原因の一つは、そうした見せかけの成長のための労働への嫌悪だと思います。

 

つまるところ問題は、労働の価値の低下にあるように思えてならないのです。

 

 

もちろん、世界をよくするために、情熱的に活動している人々がたくさんいるのも知っています。

 

彼らは自らの労働の価値を自分の手で増大させるべく活動をしており、そういった問題とは、無縁な世界にいるように見えます。

 

 

しかし世を支えているのは、いつの時代であっても、名もなき労働者なのです。

 

 

彼らは世界のため以上に、自分の生活、家族の生活を第一に労働をします。

 

そしてそれは金銭を動機とする労働にほかなりません。

 

 

ここで、安価で高品質な日用品の普及、インターネットサービスの普及によって、物質的な満足感が相対的に重要性を落としている、という点も大きく影響することがわかると思います。

 

読者の方々にも少なからずその実感があるのではないでしょうか。

 

さて、

 

金銭以外のインセンティブを持たない名もなき労働者が、金銭への執着をなくしたらどうなるでしょうか

 

 

それはそれで健全で、よい社会になる気がしないでもありませんが、

 

それでもやはり、価値なき労働にいそしみ続けるのは、けっこう悲しいことだと思います。

 

 

だから、働きたくないと感じているあなたこそが、労働の価値を高めるため、労働の意味を自分の頭で考える必要があるのです。

 

農業革命をしてしまったときから、人類は労働から逃れることなどできないのです。

 

 

どうせ働くなら楽しく働きたいと

私は心底思います。

 

「世の中、AIだのVRだの言ってるわりに自分の周りは停滞してるぁ」

 

そう感じるあなた

 

 

 

労働、もう一度よく考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アホにやさしく

 

お世話になっております!

最近、夢で、酒瓶を落として、割れる寸前で飛び起きることが多くなりました。

 

はじめまして!

大学の単位取得が終わったので、

散髪でもするか!ぐらいの感じで始めました。

 

 まぁ、友達が「散髪して来い」と言ってお金をくれるほど髪の毛切らないんですけど。

 

 

まずは自己紹介をば、

都内のラーメン大学へ通うために上京してきた、常軌を逸した酒飲みな学生です。

 

特徴としては酒、会計士、間抜け等です。

 

あ、そういえば来月から半年間

休学してベトナムインターンしてきます。

 自分でもよくわからない義務感と勢いだけに流されて今に至るため、ベトナムって何?って感じです。ベトナムドコ・・・?ナニゴ・・・?

 

そのことを人に話すと、みなさん言葉を失い、あわれみの表情さえ浮かべます。

 

 アホでごめんな・・・

 

 そんな自分、ひいては世の中のアホたちに対して、

 

大人な読者諸君にはぜひとも

 

『大統領になりたい小学生』に接する気持ちを忘れないでほしいところです。

褒められて育ちます。

 

 

あと酒好きです。なんでも。

とくにシングルモルト・スコッチウイスキー。たまらないです。

 

数えたら80本くらいありました。

 

この前実家に引っ越してきた際に

親に何を言われるかと身構えていたのですが

拍子抜けなほどにノータッチ

 

きっと、あまりの量に、無意識に現実から目をそらしているのだと思います。

 

自分も、将来の投資だと自分に言い聞かせながら懸命に現実から逃避しております。

 

うひょー!!!酒ってサイコー!!!

 

 

誰かとめてくれ

 

 

 

上記のような理由から酒、ベトナム、(会計)の記事が多くなると思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

ちなみに今『サピエンス全史』読んでるんですが、おもしろいですね。

 

じつは・・・

人類は小麦に家畜化されていたのだーーー!!!

 

 

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ご拝読ありがとうございました。