インターン@ベトナム

大学4年次に休学をしてベトナム・ホーチミンで半年間のインターンを始めました。最近、楽しいことと大変なことの区別がつかなくなってきました。ベトナム本当に楽しいです(2017/10/08現在)

名もなき労働者と、タンソンニャット

 

 ウイスキーに抵当権を設定して銀行からお金を借りようと思っています!

 

どうも、お世話になっております。

 

 

最近ようやく航空券のこととか調べ始めました。

 

 

安い!!!

 

往復40,000しないんですよ?

しかもですね、空港の名前がかわいいんですよ

 

 

 

 

その名も

 

タンソンニャット国際空港

 

 

ベトナム語?ってこんな語感なんですかね

 

みんながにゃんにゃん言ってることを切に願います

 

 

 

ちなみに、この名前にたどり着くまでに、いくらか辱めを受けました。

 

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まー

 

そんなこんなでベトナムに思いを馳せがちなエブリデイです

 

平和ですね~

 

 

 

ところで、ときどき労働の価値について考えるのです。

 

ここのところ、周囲の「働きたくない」という声が大きいように感じます。

 

 

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労働=悪、金のため、辛い

 

彼らの頭の中はこんな感じなんだと思います。

 

 

そもそもどうして人は働くのでしょうか。

 

元来、人類は、「その日」を懸命に生きる、そのために労働をしてきました。

 

しかし、農耕を発端として、価値の貯蔵が可能になった時、労働の目的は「いつか来る日」のためへと変貌を遂げました。

 

 

人類はまだ、この流れの中です。

 

貨幣の登場で価値の貯蔵は一層進み、いまや地球上の貨幣の十倍もの、実体のない資産が帳簿上で形成されています。

 

 

そういった点を含めて人々が、資本主義に疲れを見せ始めていると思います。

 

資本主義は人々に成長を強います 。

しかし家電業界を見てもわかるように、我々は成長の限界に直面しています。

  

市場が満足しているにもかかわらず、さらなる成長を求められた家電業界は、水素だ、マイナスイオンだ、などと苦肉の策を精一杯に披露してくれました。

 

 

私の身の回りで湧き上がる労働への嫌悪の原因の一つは、そうした見せかけの成長のための労働への嫌悪だと思います。

 

つまるところ問題は、労働の価値の低下にあるように思えてならないのです。

 

 

もちろん、世界をよくするために、情熱的に活動している人々がたくさんいるのも知っています。

 

彼らは自らの労働の価値を自分の手で増大させるべく活動をしており、そういった問題とは、無縁な世界にいるように見えます。

 

 

しかし世を支えているのは、いつの時代であっても、名もなき労働者なのです。

 

 

彼らは世界のため以上に、自分の生活、家族の生活を第一に労働をします。

 

そしてそれは金銭を動機とする労働にほかなりません。

 

 

ここで、安価で高品質な日用品の普及、インターネットサービスの普及によって、物質的な満足感が相対的に重要性を落としている、という点も大きく影響することがわかると思います。

 

読者の方々にも少なからずその実感があるのではないでしょうか。

 

さて、

 

金銭以外のインセンティブを持たない名もなき労働者が、金銭への執着をなくしたらどうなるでしょうか

 

 

それはそれで健全で、よい社会になる気がしないでもありませんが、

 

それでもやはり、価値なき労働にいそしみ続けるのは、けっこう悲しいことだと思います。

 

 

だから、働きたくないと感じているあなたこそが、労働の価値を高めるため、労働の意味を自分の頭で考える必要があるのです。

 

農業革命をしてしまったときから、人類は労働から逃れることなどできないのです。

 

 

どうせ働くなら楽しく働きたいと

私は心底思います。

 

「世の中、AIだのVRだの言ってるわりに自分の周りは停滞してるぁ」

 

そう感じるあなた

 

 

 

労働、もう一度よく考えてみてはいかがでしょうか?