インターン@ベトナム

大学4年次に休学をしてベトナム・ホーチミンで半年間のインターンを始めました。最近、楽しいことと大変なことの区別がつかなくなってきました。ベトナム本当に楽しいです(2017/10/08現在)

六本木ベルギービールフェスでビールを見失うの巻

 

こんばんは!

 

先日、六本木ベルギービールフェスティバルに参加させていただきました。f:id:drosophilasyndrome:20170919152624j:plain

※スペイバレーは無関係です

 

というのも、以前あるイベントで知り合った同年代のビール狂いにお誘いを受けて馳せ参じたという感じなのですが、台風直撃でてんやわんやでした。そのため現地の写真はないです。ソーリー。

 

ということで、ビールの勉強も兼ねて復習していこうと思います。

 

最初に飲んだのはXX(イクスイクス)ビターというビール。

 

 

 

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で、これがパンフレットの案内に載ってる説明。

 

いやーこれがうまいのなんの。あまりに好み直撃で、もう一杯これ頼もうかなと思ってしまいました。なんかこうIPAっぽいというかなんというか。

 

確かに苦いのですが、非常にバランスが良くて、抜けていくような感じでした。

 

ボキャ貧で本当に申し訳ないです。

 

今回は樽生でしたので今度は瓶詰されたものを自分でも買ってみたいと思います。

 

ラインナップにイクスイクスイクスとかいう超苦いのがあるようなので、ぜひそっちも飲んでみたいところです。

 

 

で、次はこちら

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知ってる人は知ってるランビックビール。

 

どうやら作り方が特殊で、野生の酵母を用いた発酵をしているようです。

 

その特徴は強い酸味。オーガニックなシークヮーサージュースに匹敵する強烈な酸味です。しかし同時に香りに発散力があり、フルーティな香りが楽しめました。

 

非常にユニークで、最初に飲んだ時は「なんだよこれビールじゃないじゃん」と思いましたが、飲んでるうちに楽しくなってくるタイプのチャーミングなビールです。

 

しかもこのランビックにフルーツを入れてさらに瓶内二次発酵させたりするなど様々なバリエーションがあるそうなので、そちらもぜひ試してみたいです。

 

瓶内二次発酵についてはこちら。

 

 

 

 

はい、ネクス

 

www.belgianbeer.co.jp

 

 

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ロシュフォール10

はい、出ました。

これ、すごかったです。すごかった。

 

コーヒー飲んでいるような、コーラ飲んでいるような複雑でコクだらけのコクコクビールでした。

しかもそのコクが、ボディからフィニッシュにかけて、何かに吸い込まれていくように抜けていくのが面白くて、狐につままれたような気分になりました。

 

口に入れて驚き、飲み込んでからまた驚くという前門の虎、後門の狼的なビールでした。

 

ところで、このビールはトラピストビールと呼ばれるそうですが、私の不勉強のため少し調べてきました。

 

なるほど、修道院で作られ、親しまれてきたビールなのですね。

 

トラピストついでにもう一種類トラピストをいただいたのでそちらも。

 

 

www.belgianbeer.co.jp

 

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オルヴァル

 

なんかロシュフォールといいやけにパラメーターに偏りがみられますね。

でもこれはロシュフォールほどの癖はあまり感じられず、かなりバランスよく仕上がっていたと思います。

 

すみません、このころには結構飲みつかれていてオルヴァルくんのことをあまり良く覚えていません。

 

 

 

はい、続いてはレッドビールというジャンルからこちら

ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ

 

www.belgianbeer.co.jp

 

 

まずビールのくせになんでブルゴーニュ?って思ったので調べてみると・・・ 

 

ドゥシャス デ ブルゴーニュは、フランス語で「ブルゴーニュ公国の侯爵夫人」という意味。
ブルージュで生まれたブルゴーニュ公シャルル突進公の娘、マリーにちなんだ名前で、ラベルにはその肖像が描かれています。
若くしてこの世を去ったマリーはブルージュの聖母教会に、シャルル突進公の棺と並んで埋葬されています。 

 

とのことでした。

 

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肝心の味わいはというと、うーん・・・これはビールですか?って感じです。

ベリー系の酸味!甘み!まるでシャンパンやサングリア!なんじゃこりゃぁ!

 

これは例のビール妖怪に勧められて頼んだのですが正直、だまされた…って思いました。

 

しかし、飲み進めていくにつれ樽の雰囲気も感じ取れるようになり「おお、君はこんな一面もあったのか」と徐々に距離を詰めていくことに成功し、最後には友達になれた・・・気がします。

 

これも自分で買って飲みたくなりました。

 

いつか会うその日まで・・・

 

そして最後

 

 

 

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 セリスホワイト

 

このころにはもう飲み疲れて、まじでランビックみたいなのは勘弁してくれと思い、スタンダードから大きく外れなさそうなホワイトビールから選びました。

 

さっそく、セリスくんの生い立ちを見てみましょう

 

 

ピエール・セリスがホワイトビールを復刻させたが、ヒューガルデン醸造所を火事で失い、今や世界一のビール会社へ売却したのは20年以上も昔。味わいが次々と変えられていく事を悲しんだが、彼はそこで終わらなかった。ホワイトビールの神がすべてを懸けて新たなるホワイトビールを醸造したのである。それがこのセリスホワイト。オレンジ、グレープフルーツのような果実を思わせる。 

 

なるほど、ヒューガルデンの真のレシピのビールということなんですね。

 

なかなかドラマチックな生い立ちですね。

 

しかしその重いストーリとは裏腹に味わいは非常にさわやかですっきりとしています。

 

最後にこれ頼んでよかったぁと心の底から思いました。

 

セリスさんのおかげで気持ちよく帰ることができました。サンキューセリス!

 

 

 

 

はい!こんな感じでいろいろ飲ませていただいたのですが、

 

 

ビールっておもしろ!

 

率直にそう思いました。

 

原材料の関係でウイスキーとは兄弟のようなものですが、ビールくんのあまりの型破りな性格に若干引き気味です。

 

ここまで何もかも違うともう何を信じればいいのかわかりません。

 

私のバカ舌だとただのクランベリージュースを「ビールかもしれない」とか言いそうでマジで怖いです。

 

ビールってなんなんだ・・・?

 

ああ、もっと勉強しよう。

 

 

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

  

スプリングバンク12年 カスクストレングス 2016年リリース

こんばんは!

 

私のお酒珍道中には、背筋がゾクゾクするような酒がいくつかありました。

 

しかしその多くは1970、80年代に流通していたもので、現行品はそれらに比べるとやはり一段劣ってしまう、そんな感じがあります。

 

しかも現行のウイスキーは値上がりの一途をたどっており、美味しいものは特に、おいそれと買えるものではなくなってしまいました。

 

そんな中、古き良き時代を思わせつつも、現行の良さも持ち合わせている(しかも安い)素晴らしいウイスキーを造る蒸溜所があります。

 

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それがこちらスプリングバンク蒸溜所です。

 

これはそんなスプリングバンクの中でも年に一度の限定モデルで、2016年verは450本が日本に輸入されたそうなのですが、嘘つけよと思うほどに瞬殺でした。こちらは本当に偶然手に入れることができた一本です。

 

そして先日、友達が持ち寄ってくれた過年度リリースと飲み比べるために栓を開けましたが、驚きの完成度でした。

 

 

こちらが公式のコメントです。

 

 

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個人的に、なぜこれを入れない!というものがあるので後述します。

 

さて、香りに書いてある「塩キャラメル」のコメントですが、実は味のほうが塩キャラメルを感じます。しかし、塩キャラメルって何でしょうか。要は、甘さの中にしょっぱさがあるということなのですがウイスキーとして想像しにくいものだと思います。

 

甘いってのは麦や樽由来のものだと理解できるのですがしょっぱいというのは何を由来とするのでしょうか。

 

実は答えはわかっていません。有力なのは潮風の影響という説です。

 

ウイスキーというのは樽に詰められてから何十年という歳月を同じ場所に保管されます。想像してみてください、数十年間、同じ場所にです。その膨大な月日の影響で、ほんの些細な貯蔵庫内の風の通り方、気温の差、湿度の差が1樽1樽に信じられないほど大きな変化を与えます。

 

それは海風も同じです。すぐそばに海があるような場所では海風がウイスキーに影響を与えるといわれています。

 

一見すると潮風説は説得力がありますが、反例も見つかっています。それゆえ確かなことは何もわからないというのが真の答えです。ですが、とにかくスプリングバンク蒸留所のウイスキーからはなぜか海のようなしょっぱさを感じます。そしてそれが、麦や樽の甘さと伴って塩キャラメルを感じさせるのです。

 

ウイスキーってやっぱ不思議ですね。そこも好きです。わけわからないとこがあるくらいがちょうどいいと思います。

 

 

 

さて、先ほど前置きした、私が声を大にして付け加えたいもの、それは「イチゴ」です。

 

スプリングバンクといえばイチゴ」とはよく言われるのですが、近年私が飲んで来た中では飛び抜けて満足感のあるイチゴフレーバーでした。

 

イチゴぉ?と思われるかもしれませんが、イチゴ味のお菓子のようなケミカルで分かりやすいものではなく、あれとあれとあれの香りが合わさって、結果としてイチゴ、みたいな複雑なイチゴですので、みなさんが思われたイチゴとは違う可能性があります。

 

じゃあどんなイチゴなのかというと、イメージしやすいのはイチゴジャムとかですが、フローズンイチゴだと私は思います。

 

個人的には明らかにイチゴを感じるのですが、やはり感じ方に個人差があるのがウイスキーという酒です、このテイスターはイチゴと呼ぶにはまだまだ違うと感じたのでしょう。そういう違いを比べるのもウイスキーの楽しみ方の一つですね。

 

 

そのように香味が複雑に絡み合ったイチゴのフレーバーが口を楽しませてくれた後に、このウイスキーはなんと麦の旨味までお届けしてくれます。

 

多少の苦みはありますが、麦のうまみが舌にしみわたっていき、ため息の一つでも付きたくなるような滋味深さを感じさせてくれます。

 

 

そして飲んだ後にはオレンジマーマレードのような、酸味と甘みと苦みが絡み合った美しい余韻がゆったりと、長く・・・

 

なんとおいしいウイスキーでしょうか。惜しむらくは手に入らないことですね!ぜひバーで、スプリングバンクの2016年のカスクストレングス!と注文してみてください。

 

ちなみに、カスクストレングスとは「樽出しの」という意味で、普通のやつよりも度数が高いやつだと思ってください。気になる人はグーグルグーグルゥ!

 

慣れてる人はカスクストレングスのことをカスクと省略するので注意してください。なお通ぶりたい、なめられたくないという方は「バンク、2016のカスクのやつあります?」って聞くとエゴを満たせるのでお勧めです。(スプリングバンクも慣れてる人はバンクと呼びます。)

 

値段は一本6,000~8,000でしたので一杯1,200が適正価格ですかね。銀座でさえ飲まなきゃそんなもんです。

 

 

さて、本日はスプリングバンクのご紹介でした。

 

思えば、スプリングバンクは90年代よりも00年代のほうが美味しいものが多い印象があります。これは本当にうれしく、ありがたいことです。

 

私のような90年代中盤に生まれた人たちは正直、ウイスキーに関して様々な点で不遇です。しかし21世紀の今、こういった素晴らしいウイスキーが続々と世に出ています。これ程うれしく、ワクワクすることはありません。私たち不遇の世代が目を向けるべきなのは、過去の栄光ではなく、これからの輝かしい未来で待っているものなのだと思います。

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

飲み会4.0

 

今週もお疲れ様でした。

 
私は疲れていないときに「おつかれ!」と言われると「疲れてねーよ!」と反抗期の子供のような返答をしてしまいます。もちろん心の中で。
 
週末といえば、心置き無く酒が飲める日という認識ですがどうでしょう。
 
昨日も飲み会がありました。
楽しかったです。
 
そこで、ふと15年後、我々はどのような飲み会をしているのか、そんなことが気になりました。

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15年後もあいも変わらず小汚い居酒屋でワーワー言っていることは想像に難くありません。
 
しかし、全部が全部このままでしょうか?そんなこともないでしょう。
 
 
 
 
15年後...15年後...
 
んー、難しい!
 
先のことなんて『進撃の巨人』の発行日の計算くらいしかしない私です、15年後とか土台無理な話でした。
 
 
ワンピースはまだ続いてそうですね。
コナンはさすがに終わってるか。
あ、九井諒子の短編も気になるな。
 
 
いかんいかん、脳みそぶっ飛んで漫画の話になってしまった。
 
15年後の前に今の話から始めましょう。
 
今の飲み会って、思えばかなり不便ですよね。
 
まず、全員の日程を合わせる。なんと骨折りなことでしょう。だいたい合わないし。
 
 
ん?今日突然用事入って来れない????
あああああああ!!!この野郎!!!!!50万円以下の罰金か3年以下の懲役食らわすぞおらぁ!!!
 
 
そして、仕事終わりや休日に飲みに出かけることの億劫さ。しかもわざわざ家から遠い場所で。めんどくせぇ・・・
 
あと飲み屋、うるせえよ。ある程度のうるささが必要なのはわかる。けど、声聞こえないわ、そのわりに知らねえやつらのイキり声が聞こえてくるわでかなり不快。
 
でもでもやっぱり、人と直接会うのは大事です。スカイプじゃなんか違いますよね。わかります。I see.
 
 
時間的な問題と、人間的な問題と、地理的な問題と、プライバシー的な問題とがあるわけですね。ただやはり、人と会うことも大切したい・・・けど代替案がスカイプかぁ・・・なら店行こうか、ということなのでしょう。
 
うーん・・・
 
はっ!リモート飲み会とか良くないか!?
 
確かにリモート飲み会はこれらの問題を一挙に片付けてくれそうな雰囲気があります。
  
ということで、まずは今現在のリモート飲み会についてグッドな記事を見つけたので是非ご覧ください。
 
 
素晴らしい、私が考えずとも体験に基づく功罪がまとめられているではありませんか!
 
ここでは、当記事に依拠して話を進めていくとして、現状のリモート飲み会の問題点は、
 
  • タイムラグ
  • リモート参加組の疎外感
  • 没入感が足りない
  • ツールに選択肢がない
  • 酒やつまみの準備

 

などでしょうか。

 

では、テクノロジーが発展していったらどうなるか。

 

リモート飲み会2032verの姿とはいかに。

 

※ここから先は妄想です。

 

私が考えるリモート飲み会2032verとは、

 

VR及びAR、超指向性スピーカー、AIによる自動翻訳などのデバイスと飲み会の融合です。

 

つまり、ARによる視覚補強での場の臨場感の演出と疎外感の排除、自動翻訳による視覚的、聴覚的に言語の壁の克服が実現された新たな飲み会のことです。

 

これから我々の遠隔コミュニケーションは2次元的なものから3次元的なものへと移行していくと思われます。そこで、その技術を飲み会に援用しようというのがコンセプトです。

 

現状としてリモート飲み会が流行ってないのは、おそらく直接会うことの重要性が著しいところにあるのだと思います。

 

けれども、AR的な、あるいはホログラフィック的な意思疎通の方法が確立されればこの問題にもけりがつくと思うのです。

 

そうなってくると飲み屋にリモート飲み会対応/非対応といった項目が食べログに追加されるかもしれませんし、個室リモート飲み会喫茶みたいなのが出てくるかもしれません。

 

空間に触角を表現する研究も進んでいるようですので、触れるリモート参加者が誕生するかもしれません。

 

果ては、仮想世界上の飲み屋ですかね。

 

あ、今思ったんですが三次元空間上の技術が進めば、音楽のライブといった空間体験型のアクティビティの追体験なんかもできそうで面白いですね。

 

こういう音の出る服と組み合わせれば、ライブの持つ生の価値がグラグラしてきそうな予感もあります。いや、ここまでやらなくてもライブハウスが取り組めばライブの保存くらい簡単にできるやもしれないですね。

www.musicman-net.com

 

 

さて、今回はIT×飲み会という意味不明なお話になってしまいましたが、どうでしたでしょうか。

 

これからは場を提供するに過ぎない飲み屋はリモート飲み会に負けない競争優位性を持つ必要に迫られていくと思います。彼らが生き残っていくためにはバーチャルな場以上の、フィジカルな魅力を模索していかなくてはなりません。つまりは、その場に赴かせるだけの強烈な魅力が必要不可欠です。なんにせよ、飲みのフィールドが変わっていくことは間違いなく、我々だけでなく、店の側にも変革が求められていくことでしょう。

 

これからの飲み会がどういった要因で、どう変わっていくのか、見物です。

 

 

 ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

焼き鳥、串から抜くか、抜かないか

お世話になっております!

 

私は今、焼き鳥について考えています。

 

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なぜなら、先日、

 

「キミの記事は焼き鳥みたいだねハハッ」

 

と言われたからです。

 

本人に聞くのは癪なので、いろいろ考えてます。

 

焼き鳥について調べてみると、巷では串から外す外さない論争があったようです。

 

正直、どうでもいいのですが・・・

でもまぁ、発言の真意に迫れるかもしれないので一考。

 

 

そもそも何で奴らは串に刺さっているのか

  

焼き鳥って肉の塊2~4個で一品ですよね。

もちろんネギがあっても構いません。

 

これが皿に乗っている姿を想像してみてください。

 

料理として非常にみすぼらしいですよね。

 

そこで、料理人はこれをどうにかそれっぽく見せようと努力します。

 

その結果できたのが、串でぶっさされたよく見るあれ、というわけです。

 

 

この説明の筋はなかなか悪くないのではないでしょうか。

 

では、ほかの説明はどうでしょう

 

ファストフード説

これは、焼き鳥はファストフードで、手でもって食べるために串刺しになっているという説明です。

 

この見方に立てば、外でふらふらしながら食べるときに限れば、たしかに串刺しであるべきです。しかし、店で食べる場合、食べやすさを重視すればバラバラであるべきではないでしょうか。

 

調理法説

直火で焼くとなった時に、串刺しのほうが焼きやすいし、火の鳥も均一になるからという説明です。

 

これもかなり説得力があります。

 

もう他の説明考えるのも面倒なので、ここらでまとめます。

 

結論

 

さて、ファストフード説は論外として、他の二つに共通するのはなんでしょうか。

 

それは、どちらも店側の都合という点です。

 

一品料理としての見栄えも、調理方法も店側の都合です。

 

ですから、我々消費者が串を抜くか否かの議論をすることそれ自体がナンセンスです。

 

むろん、店側が抜くなってのもまたおかしな話だと思います。

 

たしかに、自分の焼き鳥は串を抜いたらおいしさが80%落ちるとかいう話だったら別ですが、たぶん串を抜いたくらいじゃそんな変わらないです。

 

ということで、この議論は、

 

好きにしたらいい。

 

ということで幕を閉じさせていただきます。

 

始めから終わりまで本当にどうでもいい話で恐縮です。

 

 

 

冒頭の発言に戻りますが、個人的には、見栄え説に近い考えなのだと思います。

 

私の文章はあれやこれやと話が転がっていくのをふわふわしたテーマらしきものを通すことでそれなりの見た目にしてる的な云々。

 

私の被害妄想が入ってるかもしれない、というか入ってるんですが、こんな感じじゃないですかね。どうでしょう。

 

ちょっと聞いて来ます。

 

本日はくだらないお話にお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

P.S.

聞いてきました、

 

「スピード感あって簡単に読める。」

 

とのことです。ファストフード説でしたね。

 

改めてありがとうございました。 

 

 そして、なんかすみませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

クライヌリッシュ14年

こんばんは、

 

グレンリベット 18年

ラフロイグ10年

 

に続きまして、本日のウイスキーはこちら。

 

 

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クライヌリッシュ14年です。

 

このウイスキー、スコッチの中でもとりわけおいしく、同時にポピュラーでもあります。

 

ただ旨いだけではないです。

 

 

人気どころは批判しないと気が済まない!マイナーこそ正義!なとんでもない天邪鬼をしても旨いと言わしめる、そんな力のあるウイスキーです。

 

好きな蒸留所を聞かれたら「クライヌリッシュ!」と答えておけばおおよそ間違いないと思います。もちろん、飲んだうえで決めるのが最善ですが。

 

ちなみに私が個人的に一番好きな蒸留所でもあり、無人島に一本だけ持っていけるとしたらこいつだともうすでに決めています。

 

 

ブローラがどうとか、1972がどうとか、オールドがどうとかと聞いてもないのに語り始める人がいても、一切聞く必要はないので安心してください。彼らはただ言いたいだけです。冷笑で迎え撃ちましょう。

 

実は、本日はこれが一番重要なので、もうこんなブログ閉じて寝てもらって構いません。おやすみなさい。

 

 

 

では、改めましてごきげんよう

 

恒例の公式ノートの確認

 

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*1

 

 

なんか小難しいこと書いてありますね・・・

 

これ見て飲みたい!と思う人いないでしょ

 

こんなこと知らなくてもウイスキーは楽しめるということを、このブログで是非わかっていただきたいです。

 

要は、甘くてフローラルで飲みやすいってことです。

 

フローラルってのは後述します。

 

では次

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*2

 

形式が前回と違うのはスマホから書いてるからです。お気になさらずに。

 

 

やはり、この表はわかりやすいですね。

まーだいたいこんな感じなのですが、ヘザーってのがわからないと思いますので補足。

 

 

ヘザー(ヒースと呼ばれることもあります)とは、イギリスによく咲いてる花です。

 

花の香りがする秘密はイギリスの土壌と製法にあります。

 

ウイスキーは大麦から作られますが、単なる大麦ではなく発芽させたもの、いわゆる大麦麦芽が使用されます。

 

そして、まさにその発芽を適切な段階で留めるために、煙をたいて乾燥させるのです。

 

その煙をたくのに燃料としてスコットランドの泥炭(ピート)が使われます。

 

そして、このピート※こそがヘザーが枯れて堆積してできたものなのです。

 

それゆえ、ある種のスコッチからはこのヘザーの香りがします。

 

もし、偶然にお花屋さんなんかで見かけたらかいで見ることをお勧めいたします。

 

 

ここで、前のノートに記されていた「フローラル」というコメントがようやくわかりましたが、少しばかり専門的な話でした。お疲れ様です。

 

 

なお、ここでいうフローラルと他のスコッチで使われるフローラルは、ヘザーっぽいか、ただ単になんか花っぽいか、というややこしい違いがある場合がございますのでご注意くださいませ。

 

 

※以前紹介させていただいたラフロイグ10年にもピートがたかれていますが、ヘザー由来のクライヌリッシュとは違い、ピートが海藻由来のもののため、次元を異にする味わいとなっています。

 

 

 

さて、本日ご紹介させていただいたクライヌリッシュですが、本当においしいです。まじで。

 

値段のほうですが、ボトル700mlで5,000ほど、バーで頼むと30mlで700~1,100円ほどでしょうか。

 

ドロッと粘性あるテクスチャーに軽やかに舞うヒース、フレッシュなレモンやオレンジ、そして上品でしっとりとした穀物の甘さが口の中をつつみ、心地よく薄れていく・・・

 

ハイボールにしてもなお抜群のうまさ・・・

 

ああっクライヌリッシュ様っ

 

 

 

 

 

 

 

 

写真と物語、さあご一緒に

こんにちは。まだまだ暑いですね。

 

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あれ?犬って肖像権あるんでしたっけ?

まあいいや・・・

 

そうそう、久しぶりにカメラ持ち出して外に出てみました。

 

芸術の秋だしって思ったんです。

 

 

まだまだ夏でしたね・・・暑い

 

 

 

ということで早々に撤収してPCカタカタ、昔の自分もなかなかいい写真撮るなと悦に入りつつ、旅先の写真眺めてやっぱ日本っていい場所だよなーと思った次第です 。

 

みんな海外へ海外へと行きがちですが日本も素晴らしいところたくさんあるんですよ。知らないだけで。

 

 

そして、自分ポートレート好きなんだなあと再認識しました。

写真に写る名も知らぬ人はどうしてここに来たのか、今どうしているのかなんて勝手に想像を巡らせて、それだけで楽しいです。

 

この前、人形の写真を撮る人が

 

「人形を写真にとるのは、人間みたいに見えるからよ。だって人間も写真の中では動かないでしょ?」と言っていて、面白いと思いました。

 

逆に、私は人間を撮ることで彼らを人形化していたんだなあと。

 

被写体の今を過去と未来からトリミングすることで、無限の想像の余地が広がるわけです。そして私は、まるで人形遊びのように、そんな彼らに物語や人格を与え、楽しむのです。

 

 

あなたは彼らにどんな物語を作って楽しむのですか?教えてください。

 

 

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ご拝読ありがとうございます。

 

ラフロイグ10年

こんばんは!

 

本日のウイスキーはこちら

 

 

f:id:drosophilasyndrome:20170912211237j:plain ラフロイグ10年

 

 

このウイスキーも昨日ご紹介した

 

グレンリベット 18年

 

と同じスコッチウイスキーと呼ばれるウイスキーです。

 

しかし超優等生のグレンリベットに比べてこのラフロイグ

 

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*1

 超問題児です

 

Love or Hateってなんだそれ

サントリーさんがこういうのだからよほどなのでしょう

 

 

さて、こいつの何が問題なのでしょうか

 

それはラフロイグがあまりに独特な個性を持つことにあります

 

 それでは、それをサントリーさんのノートを借りて見ていきましょう

 

 

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うーん・・・

 

どうでしょう・・・

 

海藻・・・?磯…?

 

完全に不穏です。

 

というかこれ見て酒だと思う人いませんよね・・・

 

 

しかしもっと、簡潔かつ本質的な表現があります

 

それは

 

 

正露丸

 

そう、ラフロイグの香りは正露丸です

 

今あなたの脳裏をかすめた匂いそのままだと思ってください

 

磯だのピートだの言いながら実態は正露丸ですからね

 

びっくりしちゃいますよホント

 

街角で10人にインタビューすれば、10人が拒否反応を起こすでしょう。

 

しかし!

 

この世界に二つとない個性

 

そしてその中毒性

 

世にはラフロイグしか飲まないという重病患者がいるとさえ聞きます。

 

 

Love or Hate(好きか嫌いか)

 

実はみんな最初は嫌いなのです。

 

だって薬臭いんですもの。

 

しかし、なんだこれと毒づきながらも飲み終わるころには愛すべき存在になっている、ラフロイグはそんな不思議な魔力を持つ酒です。

 

ぜひ、飲む機会があれば勇気をもって試してみてください。

 

きっと新しく、魅力的な世界があなたを待っていると思います。

 

 

さて、長くなりましたが次は味を見ていきましょう

 

 

 

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*2

 

 

 やはり書いてありますね、海藻

 

しかしここで目を引くのはレモン、マンゴーではないでしょうか

 

さきほどまで正露丸とか薬臭いとかさんざん言っていましたが、味はなんと非常にフルーティーです。

 

グレープフルーツの、苦みと甘さを兼ね備えた大人の味わいが、マンゴーの持つ肉厚でジューシーな感じとともに口の中に広がります。同時に、特殊な製造工程で付与された煙っぽいスモーキーさも爆発しますが、フルーティーさとうまく共存します。

 

最初は口内が大混乱ですが、次第に各要素があるべきところに帰るかのように収束していき最高のバランスを見せてくれます。余韻はスモーキーで非常に長いです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

今日の問題児ことラフロイグ君に 少しでも興味を持っていただければ嬉しい限りであります。

 

酒に限らずとも「こんなもんがあるのか!世界って広いな!」と笑いながら気心の知れた仲間と言葉を交わすのって人生の醍醐味だと思うんですよね。

 

ラフロイグはそういう人生観を言葉なく伝えてくれているような気がします。

 

たかが酒、されど酒なのです。

 

ラフロイグはあなたから語り掛けられるのをいつでも待っていますよ。

 

 

ご拝読ありがとうございました。